フォルクスワーゲン パサートのエアコン風向が切り替わらない?原因と対処法を解説
- 仁 松原
- 10月29日
- 読了時間: 2分
フォルクスワーゲン パサート TSI ハイラインに乗っていて、「エアコンの風向が切り替わらない」という症状に悩まされていませんか?
冷暖房は効くのに風が特定の吹き出し口からしか出ない場合、内部の制御部品に不具合が起きている可能性があります。
この症状の多くは「フロントエアディストリビューションフラップモーター」の故障が原因です。
診断機で点検すると、「アクティブ/スタティック フロントエアディストリビューションフラップモーター–アクチュエーター固着」といったエラーが表示されるケースが一般的。
実際に診断を進めると、他のモーターは動作しているのに風向だけが変わらないことが確認できます。
電源系統に問題がない場合、モーター内部の固着や破損が疑われます。
この部品はエアコンの風の流れをコントロールする重要な役割を担っています。
故障すると足元やデフロスター、センター吹き出し口への切り替えができなくなり、季節や天候によっては非常に不便です。
修理には「ディストリビューションフラップモーター」の交換が必要です。
モーターは複数のメーカーがあるため、必ず現車で確認し、同一メーカーの部品を使用することが重要です。
交換後には基本調整を行い、モーターの基準位置をリセットして正しい風向制御を復元します。

ディストリビューションフラップモーター
もし同様の症状が出ている場合は、早めの点検・修理をおすすめします。
放置すると風向が固定されたままとなり、視界確保や快適性に影響することもあります。
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