ポルシェ911(992型)カレラS|エンジン出力低下やアイドリング不調の原因と対処法|大阪市
- 仁 松原
- 8月31日
- 読了時間: 2分
更新日:9月24日
ポルシェ911はその高い走行性能と精密なエンジン制御で多くのドライバーを魅了しています。
しかし、最新の992型カレラSであっても、走行中に「加速時にパワーが出ない」「メーターにエンジン出力低下の警告表示が出る」「エンジンチェックランプ点灯」「アイドリングが不安定」といった不調が発生するケースがあります。
これらの症状は放置すると走行不能やエンジン本体へのダメージにつながるため、早急な点検が必要です。
原因の一例として挙げられるのが、燃料を噴射するインジェクターの不具合です。
テスター診断を行った結果、今回のケースでは「5番インジェクター」に異常が見られました。
インジェクターの動作不良により適切な燃料供給が行われず、出力不足やアイドリング不調を引き起こします。
加えて、点火系(イグニッションコイルやスパークプラグ)、排気系(O2センサー)なども関連部品としてチェックが必要です。
インジェクターを交換するには、作業スペース確保のためエンジンを車両から切り離す必要があります。

エンジンを切り離す準備を行います

インジェクター取り外し可能な位置までエンジンを降ろします
また、インジェクターのカプラー部プログラミングなど専門的な作業も必要です。
O-RUSHでは、輸入車各メーカーに対応したテスターを完備しており、 ポルシェをはじめとする様々な欧州車の診断・校正を行っております。
エンジン不調の原因は一つではなく、複数の要因が絡むケースも少なくありません。
少しでも違和感を感じたら早めに専門工場へ相談することが、愛車を長く快適に楽しむためのポイントです。
お問い合わせ先
O-RUSHベイサイド大阪サービス
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