ポルシェ カイエンクーペ ダッシュボード修理
- 仁 松原
- 3月21日
- 読了時間: 2分
O-RUSHベイサイド大阪サービスでは、近隣にある集中工場のO-RUSHテクニカルセンターと連携して、高度な技術や経験が必要な作業にも対応しています。 今回はO-RUSHテクニカルセンターにて行いました修理についてご紹介します。
まだまだ新しい車両ですが、ダッシュボードのレザー浮きのため修理いたします。 正規ディーラーでダッシュボードを交換すると、おおよそ100万円ほどの出費となってしまいます。 新品に交換をしたとしても、保管方法やご使用環境を変えない限り、数年後には同じ症状が発生する恐れもあります。現物修理をする際には、レザー浮きが発生しにくくなる処置も合わせて実施いたします。

ダッシュボードを取り外すためには広範囲の分解が必要です。 それぞれ高額で希少な部品ですので丁寧に取り外していきます。


既に溶着された周辺パーツは丁寧に取り外している状態です。 このように見てみるとレザーの縮みのせいで接着剤が剥がれており、広範囲が浮いてしまっています。 炎天下の駐車などでダメージを受けたのでしょうね。



ダッシュボードが外れたコックピットです。 これほど多くの周辺パーツを傷一つ付けずに取り外すわけですから、専門的な知識と技術をもった弊社の熟練整備士でもさすがに緊張は隠せません。 慎重に作業を進めます。

こちらが張替えを終えたダッシュボードです。 レザーの縮みが酷かったのため、引っ張りでの修理や切断接合などでの現物修理は後々の再発リスクが残存するため、今回は新たなレザーで張り替えを施工いたしました。 張り替えは自社で行っております。 レザーの風合いもほぼ同じものを用意いたしました。

車両に組付けた状態です。 取り外したプラスチックパーツも溶着し直し、とてもきれいに仕上がっております。 内装のリペアはとにかく繊細で、事細かく神経を使う作業です。 今回も丁寧に慎重に作業を進め無事に完成いたしました。


ダッシュボードや内装の同様な状態でお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にO-RUSHベイサイド大阪サービスまでご相談ください。
Comments